今回は「精神崩壊を防ぐ具体的な方法」を解説していきます。
当塾の肌感覚では「95%の浪人生が精神的に病む」と考えています。もちろん現役生でも多くの人が病んでいます
誤解を恐れず言えば「ほとんどの受験生が精神崩壊で自滅してしまう」というのが現実で、いかに精神崩壊を防ぐかがあなたの合格を大きく左右します。
だからこそ今回紹介する方法を実践してもらえれば、きっとライバルに差をつけることができます。
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精神崩壊の主な原因
まずは精神崩壊をもたらす主な原因を解説していきます。
原因①孤独感で苦しくなる

受験勉強をしている時間のほとんどは、一人の時間になります。
特に浪人生・宅浪生の場合は孤独感を感じやすく、それによって精神を病んでいく人が非常に多いです。
・勉強がうまくいっていないと「自分だけ社会に取り残されている」と感じる
・SNSで楽しそうにしている友達や同世代の人と自分を比較して苦しくなる
・一人の時間が多いことで自分の存在意義がよくわからなくなる
こういった事情により孤独感を感じやすく、これが精神崩壊につながっていきます。
原因②「計画する→失敗」の繰り返しで病む

計画を立てては失敗し、また計画を立てては失敗する。
この繰り返しの中で精神が不安定になり、やる気がなくなり、最後は無気力状態になります
これは浪人生・宅浪生に限らずほぼ全ての受験生に当てはまる話です。
特に無理のある計画を立てがちの受験生は「昨日もできなかった」「今日もできなかった」「明日もできなそう」と自己否定を続けることで精神が不安定になります。
原因③周りの人や架空のライバルと自分を比べて辛い

周りの人や架空のライバルと自分を比べて苦しくなるのは「やる気はあるのに勉強が進まない、成績が上がらない」という人に非常に多いです。
「架空のライバル」というのは、例えば「早慶を目指す人はこれくらいやっているはずだ」「MARCH受験者はこうあるべきだ」といったライバル像です。
この「自分で考えた架空のライバル像」と自分を比較し、それとのギャップに苦しむ人は多いです
これは真面目な人に多い傾向ですが、辛くなったら「そもそも本当にそんな人がいるのか?」と一度冷静になることが大切です。
精神崩壊を防ぐ具体的な方法
ここまで解説してきた「精神崩壊の主な原因」に対応させて、精神崩壊を防ぐ具体的な方法を解説していきます。
方法①孤独対策の成功例と失敗例
ここでは孤独対策の成功例と失敗例を見ていきます。

成功①友達と月1回遊ぶ
ベタな解決策ですが、月1回程度友達と遊ぶことを当塾では強く推奨しています。
特にリアルの友達である必要もなく、ゲーム友達やSNS上での友達と交流するのもとても効果的です。
また特定の趣味がある場合は、その趣味に没頭する時間を取るのも有効です。
成功②Twitterで教え合う
孤独感の原因の一つとして「自分の存在意義がわからない」を紹介しました。
これは「承認・感謝される機会が少ない」のが原因であり、その意味で「勉強を教え合い、感謝し合う」のが非常に有効です。
友人と教え合うだけではなく、Twitterで「#質問 #数学」といったハッシュタグを辿って教え合うのもオススメです。
「勉強を教えるなんて難しい…」という人は、わからないことを質問してみるといいです。
自分を助けてくれる存在がいると感じることで、孤独感が緩和されます。
成功③SNSで外国人の友人を作る
当塾の生徒から評判がいい方法が「SNSで外国人の友達を作る」です。ツールとしてはX(Twitter)が多いです。
浪人生の場合は特にオススメで、外国人は浪人を肯定的に捉えてくれることが多いです。
過去の生徒では「英作文の練習」として外国人とDMしている人もいて、それがモチベーションアップにつながっていました
とはいえ「外国人と仲良くなるのはハードルが高い」という人もいると思います。その人にはTwitterで英語アカウントを作って英語圏の人と絡んでみたという記事をおすすめします。
失敗①浪人友達を作る

勉強がうまくいっている時は良いのですが、勉強に遅れが出てくると友達と自分を比較し、自己嫌悪に陥ることが多々あります。
模試の結果が悪かった時に、結果の良かった友達を素直に認められない気持ちもあります
そういった状況が続いていく中で徐々にメンタルを病み、勉強のペースが落ちていく人が意外と多いです。
友達を作るのも一長一短です。
失敗②孤独に耐える
受験勉強に燃えている人は特に「もうSNSは見ない!友達付き合いも最小限に!」と決意したりします。
これは短期間であれば問題ないですが、半年以上となると辛くなります。人間関係を完全に断つのはオススメしません。
先ほど紹介したようなSNS上の友達でもいいので、定期的に連絡を取り合える人がいると心が安定します。
方法②完璧主義を捨てる

現実問題として「計画通りに勉強を進める」のは想像以上に大変です。
東大や医学部に合格した人でさえ「今日は計画通りできたぞ!」と思える日は週1回あるかどうかです
そのため大事なことは「できなかったこと」ではなく「できたこと」に目を向けて、自分を認めていくことです。
特に完璧主義の人は「できなかったこと」に執着してしまいがちなので、例えば「できたことノート」を作り、とにかく出来たことを記録するのをオススメします。
方法③隣の芝生ではなく自分を見る
精神崩壊の3つ目の原因「周りの人・架空のライバルと自分を比べて辛い」の解決方法です。

隣の芝生は必ず青い
実際のところは99%の受験生が苦しんでいます。しかし、ほとんどの受験生は自分の苦しんでいる姿を見せません。
その結果「周りのみんなはいい感じにやってるのに、自分だけ辛い…」という誤解が生まれます
僕たちは他人の「結果」しか見れません。その結果の裏にある苦しい過程を知らないので「あいつは良いよな」と思ってしまいます。
そのため、結論として「隣の芝生は<必ず>青く見える」ということになります。
他人ではなく自分を見る
他人ではなく、もっと自分と向き合うことが大切です。
具体的には「1年前の自分、1か月前の自分、昨日の自分と今日の自分を比べる」ということです。
・去年さっぱり理解できなかったことを今は理解できている
・先月は単語100個覚えるのに60分かかったけど、今日は50分だった
・昨日は数学の正答率が80%だったから、今日は85%を目指す
他人と比べるよりも、よっぽど意味があると思いませんか?
このように考えることで自分の成長を感じやすく、精神が安定しやすいです。
不安で不安で仕方ない人へ
試験本番が近づいて来れば、どれだけ強メンタルの人でも不安になります。
人によっては不安で勉強に手がつかなくなることも多々あります。
そこでここからは不安への向き合い方を解説していきます。
不安は悪いことではない

不安になるのは悪いことではありません。不安があるから頑張れるし、不安ということはそれだけ受験に本気だということです。
そのため問題になるのは「過度の不安」です。
人間は許容量以上の不安を感じると、無気力なってしまったり、何も手につかなくなったりします
「勉強に手がつかないとさらに不安になる」という負のサイクルに陥る前に、うまく不安をコントロールする必要があります。
不安を和らげる具体的な方法
①不安を言葉として吐き出す
「不安を言葉にして吐き出すこと」が不安解消につながります。これは科学的にも証明されています。
理想は友達や家族と話すことですが、ノートに不安を書き出したり、ぬいぐるみに話しかけることも有効です。
とても簡単にできるので不安で寝られない日や勉強に手がつかない時に試してみてくださいね。
②これまでの努力を振り返る
不安の原因として「自己肯定感の低下」があげられます。
・これまで頑張ってきたのに、成績が伸びていない
・頑張りたいのに、計画通り進まない
こうした時は、まずはこれまでの努力を振り返り、自分を評価することが大切です。
先述した「できたことノート」を作り、自己肯定感が下がった時に読み直すようにしましょう。
③不安を原動力に勉強する
これまで紹介した2つの方法は、即効性があるものの根本的な解決にはなりません。
結局のところ「自分なら大丈夫だ!」と思えるようにならないと、不安な日々は終わりません。
そのために必要なことは(身も蓋もない話ですが)勉強です。これが根本的な解決策です
どうしても不安で勉強できない時は、解消法①②で不安を緩和しつつ、日々の勉強を確実に積み上げましょう。
不安が0になることはない
ここまで不安を解消する方法を解説してきましたが、それでも不安を0にすることはできません。
どれだけやっても安心できない
どれだけ勉強しても、入試が一発勝負である以上は運の要素があります。
事実として「その日の体調」や「自分の得意 or 苦手分野が出題された」、「周りの受験生の出来」など様々な要因が複雑に絡み合って合否が決まります。
その点で、どれだけ勉強しても不安は消えないし、合否は運もあるから考えてもしかたないと割り切ることも重要です。
「俺は大丈夫だぜ~」と安心している人で、本当に合格した人を見たことがありません
人事を尽くして天命を待つ
僕らにできることは「できる限りの準備をすること」までです。合否をコントロールすることはできません。
人事を尽くして天命を待つ 事の成否は人知を越えたところにあるのだから、やるべきことをやったら、焦らずに静観すべきということ。
受験生として「合格できるか不安」というのは当然です。
しかし、それよりも「自分がすべきことは何か?ちゃんとやりきっているか」を心配するのが健全で、合格する人の考え方です。
「ネガティブ」で悩んでいる人へ
ネガティブであることは決してマイナスではありません。

「これなら合格できそうだ」という楽観的な人よりも、ネガティブな人の方が確実に合格に近い存在です。合格の1つの条件が「(ほどよく)ネガティブである」とも言えます。
・真剣に取り組んでいる人しか、ネガティブにならない
・頑張ってる人しか、ネガティブにならない
どうでもいいことに対して、人はネガティブになれません。
もしあなたがネガティブなのであれば、それはこれまで真剣にやって来たことの何よりの証拠です。
ネガティブな人におすすめの対策
ネガティブは悪くないものの、過度なネガティブは勉強に悪影響です。
そこでここからは、ほどよくネガティブでいるための方法を解説していきます。
方法①うまく情報統制する
ネガティブな情報を目にするだけで、気分が暗くなり精神が不安定になると証明されています。
・twitterで流れてくる他人の悪口
・殺人事件のニュース
・コメント欄にある罵詈雑言
こうした情報に触れないよう工夫をしましょう。SNSで嫌なユーザーはミュートにするなどです。
ちなみに、気持ちよい情報や楽しいニュースに触れると気分が明るくなります。こちらは積極的に目にしていきましょう。
方法②マイナス発言をしない
マイナス発言をすればするほど、マイナス思考になっていくと科学的に判明しています。
つまり、マイナスな言葉を使うことで精神が不安定になるということです。
精神を安定させる第一歩として、マイナス発言を少しずつ減らしていきましょう。
方法③うまくいく想像をする
実は人間の脳には「想像と現実を区別できない」という性質があります。これがスポーツの世界で「イメトレ」が重要と言われる理由です。
・合格を勝ち取るイメージング
→「これは現実だ」と脳が感じ前向きになる(本当です)
・「自分には無理」というイメージング
→どんどんネガティブになる
胡散臭い話に聞こえるかもしれませんが、少なくともスポーツの世界で証明されている有力な方法論です。
全受験生におすすめしたいルーティン
最後に、精神崩壊を予防するためのルーティンを解説していきます。
このルーティンを取り入れることで、精神崩壊の80%を防ぐことができます。
簡単にできるものばかりなので、ぜひ明日から取り入れてくださいね。

①朝、日光を浴びる
朝起きたら、必ず日光を浴びるようにしましょう。
日光を浴びることでセロトニンが分泌され、精神が安定しやすくなります。
※日光量の少ない国で自殺者が多く、日光量の多い国で陽気な人が多いのはこれが理由の一つ
さらに、日光を浴びることで体内リズムが整うので、生活リズムが乱れている人にもおすすめです。
②外で運動する
運動することで自律神経が整えられ、精神が安定しやすくなります。
当塾のおすすめは、朝起きて日光を浴びながら10分ほど縄跳びをすることです。縄跳びのようなリズム運動は、精神の安定につながります。
過去の生徒も一押しの習慣ですので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
③寝る前に感情を整理する
夜寝る前に自分の感情をストレートに書き出してみましょう。
皆さんも経験があると思いますが、不安なことを頭で考えていると歯止めが効かなくなります。
毎晩少しずつ自分の気持ちを書き出すことで、後の大きな精神崩壊を防ぐことができます。
おわりに
とても長い記事でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
冒頭でもお話した通り「精神崩壊を防げれば合格に一気に近づく」というのは本当です。
ぜひ今回の記事を参考に、うまく精神をコントロールして入試本番に臨んでくださいね!
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