こんにちは、山本です。
今回は「賢い人ほどハマりやすい落とし穴」についてです。
前提として、大学受験自体は義務ではないので、やるかやらないかを自分で決められます。そのため日々の勉強も「今日は勉強するかどうか」「どれくらい勉強するか」を自分の意志で決めていくことになります。
これは「自由でイイね」という話ではなく、見方を変えれば「逃げようと思えば、いくらでも逃げられる状況」とも言えます。
そうした状況の中では「勉強しない言い訳を上手く思いつく能力」がかなり厄介なものになります。そしてこれは、言語化能力の高い人ほど注意が必要です。
これから勉強を継続して、望む結果を手にしたい人は最後までお読みください。
「言い訳が上手」になった瞬間に、受験が終わる
受験勉強から逃げやすい状況である以上「勉強をやらない言い訳が上手になっていく」と、受験がほぼ終わります。手を変え品を変え、それっぽい理由をつけては勉強しないようになるからです。
本当は「今日は気分が乗らない」「勉強が面倒くさい」という理由でサボりたいだけ。
それなのに「今日は部活で疲れたから」「体調管理のために早く寝るのも大切」と、それらしい言い訳を生み出して勉強しない自分を正当化する。
たしかに疲れはあるかもしれないし、睡眠は大事です。しかし問題は「それが、本当の理由を隠す言い訳として使われていること」です。
頭の回転が速い人、言語化能力に長けている人ほど「それっぽい言い訳」がうまく、自分自身すら納得してサボってしまう。
ここで言いたいのは「サボるな」ということではありません。「サボった自分」を上手な言い訳で正当化するな、ということです。
そりゃ気分が乗らない日、疲れてやりたくない日は出てきます。それはそれで受け入れれば良い。しかし「正当化する癖」がついてしまうと、その瞬間は罪悪感から逃げることができても、中長期では逃げ続ける思考回路になってしまいます。
もはや起きた瞬間に「今日は、どんな理由で勉強サボろうかな~」と考えるような、信じられない思考回路になっていきます。
模試・過去問からも逃げるようになる
日々の勉強から逃げるようになると、模試や過去問にも何かと理由をつけて挑戦しなくなります。
仮に模試を受けたとしても、結果を直視するのが怖くて「この時は事情があった」「これは単なるケアレスミスだ」などと自己正当化し、本質的な問題から逃げてしまう。
僕が高校生の時は、まさにこんな感じでした。
最後の最後まで、実力不足の自分から逃げ続け、やれ勉強法だ、やれ参考書だと「自分の外側にある何かのせい」にして逃げていました。そんな奴が第一志望に受かるわけがない。
東大に受かったときの僕も、模試や過去問は好きになれませんでした。というか、怖かったです。でも、高校生の時に「逃げ続けた」という失敗があったので、勇気をもって現実を直視することができた。ここが、東大合格の大きな秘訣だったと思います。
第一志望に合格するのは10%という現実(諸説あり)
大学受験は、9割の人が第一志望に受かりません。裏を返せば、第一志望に合格できるのは10人に1人、つまり10%だけです。
で、僕の体感では「9割の人は、何かと理由をつけて勉強しない」と思っており、その意味で「言い訳しないだけ」でも割と上位に入っていける素質があります。
毎年受験生は50万人いますので、自分の現実から逃げずに、最終的に第一志望の合格を手に出来る人はちょうど5万人くらいです。
僕自身の経験からも、何かと言い訳する人は「罪悪感に浸っているだけ」という側面もあると思います。落ち込むだけの時間は極力減らしていかないといけない。
もちろん言うだけなら簡単なので、日々の指導ではこのあたりをめちゃくちゃ意識しています。気を抜いたら、人はすぐ逃げます。
自分の現状をそのまま受け入れる
大学受験は出題範囲や試験日が決まっています。だからこそ、継続的に前を向いて頑張っていく必要があるのは多くの人が理解しています。
しかし、そうはいっても人間なので、どうしても気が乗らないときはある。疲れている時もある。その時は、それをそのまま受け入れて次の日頑張ればいい。ベッドの中で「明日はどうするか」「同じ気分になった時に次はどう行動するか」を考えられたら、なお最高。
とにかく、それっぽい言い訳が上手になったら終わりです。これは勉強に限らず、人生の様々な場面で悪影響をもたらします。絶対にそんな思考回路にはならないでください。
では、今回の記事はここまでです。
最後までありがとうございました。

