合格と不合格の差を生んでいるのは、結局何なのか

差をつける勉強法

こんにちは、山本です。

今回は「同じような勉強をしていても、なぜ人によって大きく結果が変わるのか?」についてです。

僕が高校生の時、同じような授業を受けているのに頭がいい人を見て

・良い勉強法をやっているに違いない

 

・良い教材を使っているのかもしれない

 

・良い塾、予備校に行ってるのかもしれない

と思っていました。しかし、10年ほど指導する側の立場を経験して「決して、そういうことではなかった」と確信しています。

今回は僕がしていた誤解を出発点に、「差を生む最大の要因」を解説します。

人と同じような努力をしているのに、人より結果の出る受験生になりたい方は最後までお読みください。

「勉強法・教材・塾を変えれば伸びる」という誤解

※勉強に関して、身長のように生まれ持った差は少なからず存在します。ただ、今回はいったん才能の話は置いておきます。そこは今度話します。

過去の僕のように、多くの人は「勉強ができる人は効率的な勉強法を知っている」「良い教材を使っている」「良い塾・予備校に通っている」と考えます。それが最終的な結果の違いになっていると思う人も多いと思います。

しかし、10年ほどさまざまな受験生を見てきた中で、

同一人物「Aさん」が勉強法を変えた、参考書を変えた、塾・予備校に通い始めた、それだけで偏差値が10、20と伸びた

というケースは、ほとんど見たことがありません。もちろん一つの要因として影響することはありますが、過度な期待をしない方がいい、というのが僕の見解です。

実際、書店に行けば数え切れないほどの勉強法の本があり、塾や予備校のバリエーションも無数に存在します。この「種類の多さ」自体が、「絶対的に優れた勉強法」も「絶対的に優れた塾・予備校」も存在しないことを証明しています。

「これさえやれば伸びる」というものは、人類の歴史の中でまだ見つかっていません。

だから僕は、勉強法や参考書、塾・予備校に期待しすぎない方がいい、というスタンスです。

差を生む要因①トータルの勉強時間

では、一体何が偏差値10、20の差を生んでいるのか。

身も蓋もない話ですが、まず大きいのは「トータルの勉強時間」です。結局、できるやつは量をやっています。

勉強はゲームと同じで、基本的にはプレイ時間と能力・強さは比例すると思ってください。少なくとも自分自身の中で比べた場合、投じた時間に応じてほぼ確実に勉強の能力が上がっていきます。

とはいえ、これを伝えても「とにかく勉強時間を増やしましょう」という結論にしかなりません。そこで、もう一つの、より本質的な要因についてお話しします。

差を生む要因②日々の勉強に対する考え方

僕は、日々の勉強にどう向き合い、どう取り組むかという「考え方」を変えることこそが、最も大きなインパクトを持つと考えています。

学校で30人、40人が同じ授業を受けても、当然ながら人によって成績は異なります。同じ教材を使っていても、受かる人と受からない人がいる。なぜか。

結局、同じ授業を受けた30人の中には

 

・理解しただけでは不安だから、きちんと家に帰って復習をしようと考える人

 

・先生の言っていることは分かったから、これで大丈夫だと満足する人

という、2種類の人間がいる。

違いは「復習をしようと思える思考回路」なのか「授業を聞いて満足してしまう思考回路」なのかだけ。この根本の思考法が、めちゃくちゃ大きい差を生んでいる。

さらに例を挙げると、みなさんは小学校の頃から当たり前のように先生の話をノートに取ってきたと思います。でも、同じようにノートを取っていても、できる奴とそうでない奴がいる。なぜか。

それは、単に「ノートは取るものだから」と思っているのか、「ノートは復習をするために取るものだから、復習しやすいように書こう」と思っているのかの違いです。

客観的には、みんな同じように「ノートを取っている」のです。しかし、人によって「目的意識」の違いがあり、これが最終的な偏差値や点数としての差として現れます。

「あれをやれ、これをやれ」の限界

先生の話にも、SNSの発信にも、Youtubeの動画にも、「あれをやれ」「これをやれ」という話が多すぎます。

たしかにやった方がいいことかもしれない。

しかし、当の本人の課題に基づいて「真に必要」であり、当の本人がその目的を理解していない限り「猿の人真似」でしかありません。

受験勉強はどうしても「何をやるか(手段)」に目が向きがちです。しかし、そのもっと前の段階で「どうしてやるのか(目的)」があるべきです。

目的を考えずに猿の人真似をしても、努力は報われません。そりゃ、大して目的も考えずに「言われたことをやればいい」と楽をしているんだから、当たり前です。

ということで、まずは今やっている勉強について「なぜ必要なのか」を自問自答することが最初の第一歩です。これまで「何を勉強すればいいですか?」「どんな勉強法がおすすめですか?」と人に聞いて楽をしてきた人ほど、ここが勝負どころです。

僕自身、東大を目指して勉強していた時期を振り返ると、成績が伸びたのは参考書や勉強法を変えた時ではありません。自分の課題に基づいて「これをやっていこう」と納得できた時から本当の勉強が始まり、徐々に結果が出てきました。

一見すると周りと同じことをやっているように見えても、その行為の裏にある「目的への納得度」が変われば、自分だけ圧倒的な結果が出るようになります。異世界転生です。

ということで、今回の記事はここまでです。

最後までありがとうございました。

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