こんにちは、山本です。
今回の話は、前回の記事と深くつながっています。まだ読んでいない方は、こちらから先にどうぞ。
>>高校時代に第一志望に落ちた僕が、なぜ10年後に東大合格を実現できたのか
>>やる気、意志に頼っているから結果が出ない。勉強の「自走状態」の作り方
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さて、今回は「勉強とは、いったい何なのか?」という話をします。
「今日も10時間机に向かった」「参考書を30ページ読み進めた」「7問も問題を解いたぞ」
そう満足して眠りについていた、かつての僕は「頑張っているけど成績が上がらず、第一志望に不合格」という結末になりました。
毎日学校の授業を受ける。参考書もちゃんと進める。問題集にも取り組む。でも、現状は何も変わらなかった。
なぜか。
それは「勉強の一部だけを頑張ってやっていた」からです。「勉強した気になっていただけ」だったからです。
僕は他の受験生に負けたのではなく、「わかったつもりで終わっていた自分」に負けていました。
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なぜ僕が「わかったつもり」で満足してしまっていたのか。
それは「どの基準まで勉強をすればいいのか」を知らなかったからです。
レベル①:授業を受けたり、教科書を読んだだけで「わかった」と思う人
レベル②:教科書を読んで例題を解いて「わかった」と思う人
レベル③:応用問題を解いて、テストを解けてやっと「わかった」と思う人
僕は、授業を受けたり、教科書を読んだだけで「よし、わかった。これで大丈夫だ」という基準で勉強をしていました。
ところが、入試では「ちゃんと理解しているか」とは聞いてくれません。
理解したことを「ちゃんと使えるか」しか聞いてきません。
だから、「今日も10時間机に向かった」「参考書を30ページ読み進めた」と満足していたかつての僕が合格できるわけがないんです。
僕は「わかったつもりの勉強」という、合格につながらない努力を1年間もしてしまっていたのです。
成果が出なかった時の僕は「勉強している気分」を味わっていただけでした。
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この痛烈な体験を経て、10年後にリベンジを誓って東大受験に挑みました。
僕は毎日の勉強で「わかったつもりの撲滅」を実行するために、勉強を「3つのプロセスに解体」して考えるようにしました。

高3の僕は、ステップ①だけを必死にやっていました。
授業を受ける。参考書を読む。「わかった」と満足する。
でも、覚えていない。使えない。だから本番で点が取れない。
今なら敗因は明確です。
世の中には「どの参考書が良いか」「どんな勉強法がいいのか」「どんなスケジュールが良いか」などという「ステップ①の話」がやたらに多い。
たしかに、こうした「小手先の議論」は考えていて楽しいので高3の僕も大好きでした。
でも結局、僕たちは「本番で使えるようになるまで」繰り返すしかないのです。

合否を分けるのは「本番レベルで、勉強したことを定着させられているかどうか」にあります。
授業を聞いて満足する人もいる。例題が解けて満足する人もいる。しかし合格者は、本番で使えるようになるまで終わりにしません。
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当たり前ですが、入試本番で教科書は開けません。思い出せなければ0点です。
あなたは今、どのレベルで勉強を終わりにしていますか?
授業を受けたり、教科書を読んだり、問題集の解説を理解しただけで「今日も頑張った」と満足していませんか?
かつての僕は、その状態で努力している気分になっていました。
勉強しているつもりなのに、自分自身の基準値の甘さに負けて自滅していく。これほどもったいないことはありません。
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合格者と不合格者を分けるのは「どこで勉強を終わりにするか」です。
第一志望に不合格になったときの僕も、勉強していなかったわけではありません。
でも、勉強の途中で満足していました。勉強しているつもりの人ほど、実は勉強の途中で止まっています。
理解する。覚える。使える。
本当に勉強している人は、この3つを最後までやり切る人です。
頑張っているのに結果が出ないのなら、変えるべきは脳内にある「勉強の基準値」です。
しかし、自分一人ではその基準の甘さになかなか気づけません。
『独学思考』は、その基準を合格者レベルへ引き上げるための訓練書です。

