こんにちは、山本です。
今回は「高校3年時の受験で敗北した10年後、東大受験に挑戦し、合格する」までの間で、何があったのか言葉にしました。
最初にはっきりさせておきたいことがあります。
それは「第一志望に落ちた僕」と「東大に合格した僕」はまったく同じ才能を持つ、まったく同じ人間だということです。
だから、僕は決して「才能で東大に合格した」わけではありません。「高3で第一志望不合格」と「29歳で東大合格」の間には、明確な転機があります。
変えたのは、勉強法でも教材でもなく「勉強に対する考え方そのもの」です。
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僕は高校3年時の受験をかなり苦しい経験として記憶しています。
毎日パソコンにかじりつき、いい勉強法、いい参考書を血眼になって探して「これならいける!」と計画を立てても、何も変わらない日々を送る。
結果が出ない焦りから、「進学校じゃないから」「予備校に行っていないから」「親が高卒だから」と悲観する。
その悲観から逃れるように、また勉強法や参考書を調べる。調べている時間は前進しているような錯覚に浸れる。
でも、3日後には元に戻っている。気づけば1年が過ぎていた。当然、第一志望に合格できなかった。
不合格通知を突き付けられて、「逃げ続けていた自分」を直視せざるを得なかった。
良い勉強法、良い参考書を探し続けた先に、答えは見つかりませんでした。
「参考書が悪い、勉強法が悪い、環境が悪いんだ」と言い聞かせて、「本当は自分自身に課題があるんじゃないの?」という問いから逃げ回っていました。
参考書を変えても、自分が変わらなければ結果は変わらない。
勉強法を変えても、自分が変わらなければ結果は変わらない。
環境を変えても、自分が変わらなければ結果は変わらない。
当たり前の話です。
でも、高校3年生の僕はその事実から逃げ続けていました。
僕は勉強法を探していたのではない。勉強法探しを理由に、本当に向き合うべき課題から逃げていただけだった。
参考書を調べている間は、自分の学力不足に傷つくことはない。勉強法を探している間は、「まだいい方法が見つかっていないだけ」と自分に言い訳できる。
本当に足りなかったのは、自分の現状を直視し、自分の課題と向き合う勇気でした。
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だから次の受験では、自分を変えるしかありませんでした。正直、本当に変われるかなんてわかりません。
でも、少なくとも高校3年生の時と同じことを続けても結果は変わらない。それだけはわかっていました。
だからまず、自分の考え方を疑うことから始めたのです。
授業を受けたり、勉強法を探したり、参考書を探したりすることはある。
ただ、現実逃避として「自分の外側に答えを求めたくなる思考停止の自分」とは決別しました。
働きながらの勉強だったから、高校3年生の時よりもうまくいかないことが多い。でも「本当は自分に課題があるんじゃないか?」という問いから原因を追究した。
模試で点数が悪かった時、高3の僕なら「参考書が悪い」と考えていた。東大受験の僕は「なぜこの問題を落としたのか」を分析した。知識不足なのか、復習不足なのか、問題の読み違いなのか。
この分析があるから、「この参考書はいいのか?」ではなく、「自分の現状にこの参考書は合っているか?」で考えられた。
高3の僕は「現実から逃げるため」に参考書を探していた。東大受験の僕は「課題を解決するため」に参考書を探していた。
同じ行動でも、根底にある思考が違えば結果が変わります。
たしかに才能の差は存在します。しかし、僕が東大に受かった理由は才能ではありません。勉強法でも参考書でもなく、自分自身の考え方を変えたことでした。
だから、思考を変える余地が残されている限り、人は変われると信じています。
自分のプライドを守るために本当の原因から逃げ続ける世界と、思考を変えて生まれ変わる世界と、常に2つの道があります。
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ここまで話してきた内容は、綺麗事の成功法則ではありません。敗北から始まった僕が、過酷な挑戦の中で抽出してきた戦略です。
その「思考の変革プロセス」を妥協なく言語化し、システムとして体系化したものが『独学思考』です。
独学思考は勉強法ではありません。
思考停止で誰かに答えを求める人生から抜け出し、自分で考え、自分で行動し、自分で人生を変えるための訓練書です。
合格は、自分の力で人生を切り拓いた最初の成功体験になります。
かつての僕と同じように、外側に答えを探し続けて1年を終えるか。それとも、今この瞬間に思考停止を自覚し、自らの力で人生を切り拓くか。
独学思考は、思考停止を終わらせるための訓練書です。


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