宅浪生活にかかる費用を宅浪専門塾が解説!【生徒の実体験あり】

宅浪生

宅浪しながらバイトするか検討してるけど、そもそも宅浪の費用ってどれくらいなんだろう…

こうした疑問に答えます。

塾長の私は宅浪生を指導して8年目になりまして、このテーマについては日本トップクラスで語れる自負があります。

早速内容に入っていきましょう。

宅浪の悩みは専門塾が解決

①参考書と問題集の費用

結論としては、1科目あたり、2万円と考えましょう。

「ちょっと高いな」と感じるかもですが、宅浪で合格するには「自分に合う参考書と問題集を選ぶこと」が絶対条件です

そのため、参考書をやってみて「ちょっと違うな」と思ったら変更するケースが発生します。

こうした教材変更を考慮すると、少し多めに1教科2万円と考えておくのが無難です。

参考書で失敗しない方法(生徒の実体験)

参考書で失敗しない方法はいくつかありますが、講義参考書と問題集の作者を揃えるのがオススメです。

例として、英文法では以下のような揃え方ができます。

・講義参考書…関正生先生の『真・英文法大全

 

・問題集…関正生先生の『関正生の英文法ポラリス

講義参考書と問題集の作者が異なると、それぞれで説明や解き方が異なることがあり、どちらを信じていいのかわからなくなります。

それが積み重なるとストレスになり、別の参考書に変えたくなり、費用がかかります。

②過去問費用

当塾は「第1志望の過去問を10年分やること」を推奨しています。

そのため、第1志望の過去問10年分で1万円程度かかります。

第2志望以下については、最新年の赤本を買うことになるので1校あたり2,000円前後です

もし「5校」受けるのなら、18,000円~20,000円のイメージになります。

過去問を無料で入手する(生徒の実体験)

過去問を無料で入手する方法があります。

第3志望以下であれば、こうしたサービスを利用して費用を抑えるのもアリです。

①東進:過去問データベース

東進の「過去問データベース」というサイトがおすすめです。

特に難関国公立や有名私学(早慶、MARCH)、共通テストであれば解答が充実しているので、自分の受ける大学をチェックしてみましょう。

ただし「解説」はほとんどないので、その点は注意が必要です

②オープンキャンパスの利用

大学によりますが、オープンキャンパスなどで過去問が配布されることもあります。

最新の1年分だけだったり、解答や解説が掲載されていないことも多いのでその点は注意をしてください。

また大学によっては「過去問をもらえないけど、見ることができる」こともあります。

一度大学のホームページを見てみてください。

③公式サイトを確認する

大学が公式サイトで過去問を公開していることもあります。

こちらも②と同様に最新1年分だけだったり、解答や解説が掲載されていないことが多いです。

早めに受験予定の大学HPを見てみてください。

解説がない場合

問題と答えをコピペしてChat-GPTに「この問題を解説してください」と言えば、だいたいのことは解説してくれます。

それでもわからなければ、TwitterやLINEのグループチャットで質問するのがおすすめです

やり方によっては、赤本を買わずとも過去問演習を進めることができます。

③模試の受験にかかる費用

模試の費用が年々高くなっています。

一般的には年間で模試を5回~6回受けることが多いので、3万円から5万円の幅で考えておきましょう。

模試については「そもそも本当に必要か?」を検討することが、費用面だけでなく学力を伸ばす上でも大切になります。

目的を明確にしたうえで、模試に時間とお金を使うようにしてください。

私立志望の場合(生徒の実体験)

私立志望の場合、共通テスト模試も記述模試も「実力を測る機会」としては微妙です。どちらも私大の問題傾向と異なるからです。

そのため当塾では、私立志望者の模試受験をそこまで推奨しておらず、模試に費用をかけない生徒もいます

ただし模試を受けないのであれば、その分だけ過去問や予想問題集を解いて自分の実力をチェックしていくことが大切になります。

④受験費用

まず国公立受験者の場合、共通テストと国公立の個別試験で35,000円かかります。

そして私大を共通テスト利用で受ける場合は、一校あたり15,000円が相場です。

また私大の個別入試は一校あたり30,000円~35,000円が相場で、医学部の場合は高い場合があります。

ここから、受験数が決まれば費用の概算を出すことができます

なお「1つの大学で複数学部受ける場合」に割引されるケースがあるので、志望校の入試制度を一度調べてみましょう。

受験費用の平均値

日本政策金融公庫のデータを見ると、受験費用として「30万~40万かかる」というのが平均のようです。

ただし受験費用については、受験戦略上おおきく下げることが難しく、ある程度の費用は仕方ないと考えるのが無難です。

おわりに

宅浪生活にかかる費用の解説は終わりです。

今回の記事を参考に、年間費用のプランニングをしてから宅浪を決断したり、バイトの検討をしてくださいね。

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