こんにちは、塾長の山本です。
今回は僕が東大合格に向けて取り組んだ「地理の参考書・問題集」を紹介していきます。
模試の結果や本番での点数については以下の記事でまとめています。
※読み進めていただく上での注意点※
受験勉強は、個々の学力や得意不得意、好き嫌いなどによって「やるべきこと」が当然変わってきます。
以下の内容は「僕/私にはどうだろう?使ってみる価値あるかな?」という姿勢で読み進めてもらえると有意義な内容になるはずです。
特殊な前提条件
地理の参考書を紹介する前に、2つの前提条件を確認させてください。
①勉強を開始した4月時点で「地理を学んだことがない」という0状態だった
②共通テストでは地理ではなく倫理政経を選択する(地理は2次試験のみ)
僕の場合は働きながらの受験で時間がなかったので「地理は足を引っ張らない点数を取ること」を目標にしました。
地理は東大対策だけに絞ることで、ギリギリ間に合わせることだけ考えました。
村瀬のゼロからわかる地理B
複数の参考書を比較しましたが、僕は村瀬先生の説明が一番わかりやすかったです。
「地理を暗記ではなく、理屈で説明しよう!」という意図を強く感じました。
この参考書に決めてからは、系統地理編と地誌編を4月~7月で10周ほど回して暗記しました。
0からのスタートで不安でしたが、系統地理はスイスイ進みました
その一方で地誌は暗記の要素が大きく、進めるのがやや辛かったです
それでも本書を使いながら「暗記ではなく理解する」を心がけて勉強していけば、東大地理はそこまで苦戦しません。
もういちど読む 山川地理
『村瀬のゼロからわかる地理B』のあとは、頭の中を整理するために『もういちど読む山川地理』を使用しました。
特に直前期は『もういちど読む山川地理』を中心に勉強を進めました。
村瀬先生の説明はわかりやすい一方、そのまま論述に使えるという表現が少ないです
そのため教科書風の本書で「論述にそのまま転用できそうな表現」をストックしていきました
実際に「この参考書の記述をそのまま使える問題」が本番で3問出題されました。
本当にやってよかったです。
地理B論述問題が面白いほど解ける本
冒頭でお話したように、僕は「東大対策のみ」なので論述対策に力を入れました。
いくつか試した中で一番良かったのが「地理B論述問題が面白いほど解ける本」です。
結果的に、論述問題集はこれしかやっていません。
内容のわかりやすさはもちろん、本番で使える典型問題がたくさん載っているのが本書の強みです。
この問題集をやらなかったら合格できなかった、と心から思います。
ただし一点だけ問題があり、それは出版が2010年であることです。
掲載されているデータがかなり古いので、データは別途確認する必要があります。
あくまで本書では「論述問題にはこういう風に取り組むんだ」という考え方の習得がメインです。
おわりに
以上が東大地理を攻略する上でお世話になった参考書、問題集の紹介でした。
他に使った参考書がありますが、正直それらは役に立たなかったので紹介しません。
今回紹介したのは「マジでよかった」というものだけなので、東大志望の方はぜひ参考にしてくださいね!





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