塾長の山本です。
新規入塾を検討している生徒様、保護者様から「どういう指導をしているんですか?」と質問を頂く機会がありますので、それにお答えします。
ネットで調べれば全てわかる時代の
指導者の役割
近年は参考書の充実に加え、Youtube上にも良質な教育コンテンツが雨量でゴロゴロ転がっております。
そんな「10分ググれば全てわかる時代」に指導者として大事にしていることがあります。
①「あなたの課題はこれですよ」とピンポイントで診断する
学校のように「全員が同じ授業」を受けたとしても、成績の伸びや課題はみんなバラバラです。
だからこそ、僕たち指導者は「あなたの課題はここですよ」と特定し、解決できる形に整理することが求められています。
②「あなたの課題には、これがいいですよ」とピンポイントで解決策を提示する
「おすすめ参考書」のような、広くて浅い情報は10分もあれば見つけられます。しかし、それが「本当に自分の課題に適した解決策なのか」はネットの情報からは判断がつきません。
だからこそ、①で特定した課題に「合致した解決策」を僕たち指導者が個々に提示することが必要です。
③経過観察を見守る
課題が特定され、その解決策を提示されても「じゃ、あとは良い感じにやっといて!」では状況は好転しません。ダイエットでも勉強でも「実行するのが大変」であり、解決策そのものには意味がありません。
だからこそ、僕たちのような「勉強する大変さ」を知っている指導者が寄り添い、一緒に進んでいく気概が指導者に求められます。
④経過に応じた「次の課題、次の解決策はこれですよ」とピンポイントで提示する
指導者は神ではありません。提示した解決策が間違ってしまうこともあります。だからこそ、経過を見守りつつ、真の課題を特定したり、次の解決策を提示する姿勢が必要です。
試験当日の朝まで、課題を特定し、解決策を提示し続ける覚悟を持つことが指導者の条件です。
以上になります。
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